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ベッド 薄明り

医師に相談する

ベッド

自分でいびきをかいているかどうかはなかなかわかりづらく、寝床をともにする人がいたとしても、相手に遠慮していびきのことを教えてもらえない場合もあります。
そのため、最初は普通の健康な人でもかくいびきであったのが大いびきの症状に変化していく可能性が高く、治療が遅れ最終的には睡眠時無呼吸症候群になってしまうのです。
こうした症状の発見や治療の遅れを防ぐには、まずは自分はもしかしたらいびきをかいて寝ているのではと疑うことから始まります。
そして、睡眠時無呼吸症候群の症状であると思っていないだけで、実は自覚症状はところどころに出ている場合もありますので、いびきをかいているかどうかのセルフチェックをおこないます。

日ごろから、全身の疲労感が強い、よく息切れをする、最近、食欲がない、精神的に不安定な状態になりやすい、顔面や手足がむくみ、皮膚がカサカサと乾燥している、首のまわりが太く、言葉がはっきりと発音できていないことが多い、昼間に眠くなることがあり、気が付くと立ったまま寝ていることがある人はいびきをかいている可能性が高くなります。
ほかにも、居眠りをして、頭部や顔をよくぶつけたり、運転中に居眠りをする、朝の目覚めが悪い、起床時に口が渇き、頭痛がする、記憶力、集中力が低下してしまうなど、該当する症状が多いほど、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高まりますので、いびき自体をかいているかはわからなくても、セルフチェックの内容をもとに、医師に相談することが大事です。

何かしらの疾患が原因

安眠

睡眠時無呼吸症候群は自分では気づきにくいものですので、一緒に暮らす家族がいる場合はその人に、いない場合は内科の健康診断のように定期的に耳鼻科や専門医の診断を受け、鼻や咽頭に異常がないかを診てもらうように心がけます。
仮に家族からいびきを指摘された場合は、いびき自体が呼吸障害の症状であるため、どいういびきであるのか、安全な呼吸をしているのかなどを専門家に判断してもらい、異常がみつかれば、体内が酸素不足状態になり、様々な疾患を引き起こす前に、早期治療をうけることが必要です。
また、いびきのパターンが依然と比べて変わったり、途中で途切れたり、不規則になった場合や睡眠中にやたらと寝返りや体を動かすようになった場合、睡眠中によく咳き込むようになった、夜中に突然飛び起きる、睡眠中に苦しくなり目が覚めるなどの症状を家族に指摘されたり、自分でも感じるようになれば、睡眠時無呼吸症候群の兆候をあらわすサインとして考え、専門医に相談し、検査をうけ、治療をします。

気を付けたいのは、たかがいびきと思い、放置しないことで、放置した結果、高血圧、心臓病などを引き起こす場合もあります。
逆に何かしらの疾患が原因で引き起こしている症状とも考えられますので、注意が必要です。

早期対応・治療

ラベンダー

睡眠時無呼吸症候群の症状は、疲労感、昼間の眠気、集中力の低下など自覚症状を有するものがあります。
また、いびきや無呼吸を家族などから指摘をうけるのみで自覚症状があまりない場合もあります。
健常者と比較した場合、高血圧症は数倍、夜間心臓突然死は2.6倍、脳卒中・脳梗塞は3倍以上と多くの病気のリスクがあります。
さらに、重症の睡眠時無呼吸症候群を放置した場合、10年後には4割の方が心疾患や脳卒中、交通事故などでなくなっているという驚くべきデータも報告されています。

特異的治療としては、経鼻的持続陽圧呼吸療法があり、鼻マスクを装着し、加圧された空気を送り込み閉塞しやすくなっている上気道を強制的に開かせる治療法です。
マスクを装着するだけなので安全であり、ほとんどの睡眠時無呼吸症候群の患者に有効です。

保険適応は、睡眠ポリグラフ検査でAHI=20以上となっており、治療の第1選択とされています。
睡眠時無呼吸症候群は幅広い年齢層で起こり、様々な病気と関連があります。
万が一、いびきや無呼吸、昼間の眠気に悩んでいるなら、一度専門外科を受診し、早期対応・治療をすることが必要です。